3年半前から雄国山麓で栽培をはじめたワイン用の葡萄ですが、2018年9月上旬に無事収穫を迎え、その葡萄で仕込んだワインができました。(醸造は新潟のワイナリー「レスカルゴ」に委託しました。)
今回は、そのご報告とともに、2018年11月30日に開催した「ワインを楽しむ会」の様子について簡単にレポートいたします。
会ではこのワインの製造にまつわるオリジナル動画を製作し、上映いたしました。
楽曲は、かねてより弊社にご協力いただいておりましたアーティストの奈都子さんに、雄国の葡萄畑をイメージして特別に作っていただいた曲「明日の木」です。
◆奈都子さんオフィシャルサイト
ワインを楽しむ会は大和川酒造店 昭和蔵で開催されました。テーブルもワインの雰囲気に合わせて華やかに仕上げました。
ワインの名前は「海音(かいと)」。命名は弊社代表の山田です。
「喜多方・雄国地区の葡萄畑から会津盆地を望むと、寄せる波のような雲海が広がります。
その海の音が葡萄畑まで聞こえてくるような気がしました。あたかも、海と畑が話し合っているような。
『かいと』という音読みが良いと思いました。」と、山田。
小さな瓶1本ずつですが、ワイン造りに携わって頂いた参加者の方々にお土産としてお渡し出来ました。
瓶詰めしたばかりの赤ワインなので、若々しくスッキリした味わいです。
高台にある葡萄畑を吹き抜ける涼風の香りや、淡々と仕事をする作業者の優しさが詰まっているような気がします。
熟成とともに味わいにどんな深みが加わっていくのか楽しみです。
ちなみに、こちらが雄国から望む雲海です。葡萄畑にほど近い雄国太陽光発電所から撮影しました。
一番の功労者、葡萄畑の世話を一手に担っていただいた有限会社 大和川ファームの鵜川義和様より一言いただきました。
葡萄の栽培については鵜川さんなくして語れません。 本当にありがとうございました。引き続きメインプレイヤーとしてご活躍いただきたいと考えております。
弊社副社長・阿部の音頭による乾杯。
お味はいかがですか?
3年の月日をかけ、多くの方のご尽力により完成したワイン。ご協力頂いた方々と味わうことができ、忘れられない夜となりました。ありがとうございます。
編集:会津電力㈱今川・五ノ井 撮影協力:大八木様