3年目のぶどう畑、初めての結実

3年目のぶどう畑、初めての結実

 5月最後の日曜日、代表の山田、アイプロダクツへの出資者でもある農業のプロ・君島崇さん、アイプロダクツ関連企業会津電力株式会社の社員2名でぶどう畑の除草作業を行いました。

 快晴の青空が気持ち良い朝9時、ぶどう畑に集合。棚と棚の間は乗車型の草刈機で刈りますが、ぶどうの周囲は手作業での除草が必要です。今日はこの手刈りのために集まりました。
 各自ぶどう棚一列ずつ担当し、早速除草作業を開始。

君島様
本日の先生、君島さん。

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 スギナやヨモギ等の定番に加え、野生のだいこんが力強く根を張り育っています。苦労して掘り出してみると立派な太さの長さ20cmはあるだいこんも。

だいこんの花
野生のだいこんの花。
「あらかわいいお花」などと言っている場合ではないことに後で気が付きます。

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 筆者(会津電力社員)は一生懸命ぶどうの葉っぱの写真ばかり撮っていましたが、君島さんが「ほら、実がなっているでしょう」と示す先には本当に小さなぶどうが!初めて見る「赤ちゃんぶどう」に感動です。まだこんなに小さいのに秋には立派なぶどうになるのですね。

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ぶどう

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アイプロダクツ_山田
アイプロダクツ代表・山田

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ぶどう畑

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 開始から2時間半、この日の作業は終了です。まだ手入れができていない木もあり後ろ髪引かれますが、4人での作業なら十分な進捗です。
 収穫まで、ぶどうが育っていく過程を見守っていきたいと思います。

除草作業

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感想
 初夏の日差しのなか、手作業で草むしりを進めました。虫の羽音がクリアに聞こえるくらいの静けさでした。
 私は野生の大根(割と育ってるやつ)を初めて抜きましたし、ヨモギの根があそこまで深いとは思ってもいませんでした。
 地面の下の、私の知らない未知の世界(可能性)に少しだけアクセスできた貴重な1日でした。【会津電力・今川】

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ぶどう畑のすぐ近く「恋人岬」から望む喜多方
ぶどう畑のすぐ近く「恋人岬」から望む喜多方

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(文責:会津電力株式会社 五ノ井)

秋のぶどう畑

秋のぶどう畑

 早いもので10月に入りました。今年ももう残り少ないなんて信じられません。ぶどうの木たちは3回目の冬を迎えることになりますが、春から夏にかけて降り注いだ太陽光をたっぷり浴びて、グングン成長しました。

ぶどう畑

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 今年は、支柱を立てワイヤーを張り、ぶどうの成長を支えました。栽培方法は、一般的な垣根方式ではなく、一本の幹をできるだけ長く伸ばす方法をとっています。道法正徳さんに指導を受けていますが、慣れない考え方に戸惑うことが多い一年でした。

 おかげさまで背丈がかなり伸びたので、今年はこのまま越冬できる木が多いと思われます。昨年は全ての木に藁で雪囲いをしました。

雄国ぶどう畑

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ぶどう畑から見える喜多方地域

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 秋もあっという間に深まりそうです。11月中頃までに、剪定など越冬に向けた手入れをします。もう一仕事という感じです。一本一本のぶどうの木が個性的に見えて、ぶどう畠に行くたびについつい声をかけてしまいます。

Jun Yamada / 山田純

雄国ぶどう畑
道法正徳さんによる栽培指導

道法正徳さんによる栽培指導

 「ほら、こうした方がぶどうが元気に見えるでしょう!」と暖かくも厳しい声が雄国のぶどう畑に響きました!我々がぶどうの栽培指導をお願いしている道法正徳(どうほうまさのり)さんの声、とても力強いのです。
 道法さんは植物ホルモンの働きに着目し、理論的に説明できる自然農法を開発しました。「道法方式」の普及に向けて日本全国を飛び回っています。道法さんには、ぶどう畑に苗木を植えた2年前から指導をお願いしています。

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 自然環境と生き物を相手に、我々なりに良かれと思って色々手をかけるのですが、道法さんから見ると逆効果なことをしてしまったようです。早速雄国大学で特別講義をして頂き、全員で勉強のやり直しをしました。

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 これからも頑張ってぶどうを育てていこうと決意を新たにした一日でした。

道法正徳さんについて